常用漢字表196字追加、見直し案を大筋了承(読売新聞)

 常用漢字表(1945字)の見直しを進めていた文化審議会国語分科会の漢字小委員会は23日、新たに196字を追加する常用漢字表の見直し案を大筋で了承した。

 漢字小委での議論はこの日が最後で、1981年以来となる常用漢字表の見直しは事実上終了し、早ければ今年11月に内閣告示される。

 パソコンや携帯電話などの普及を背景に2005年に始まった見直しでは、「読めること」と「正しく変換できること」を念頭に進められた。同小委が今月13日に示した最終試案通り、「鬱(うつ)」や語彙(ごい)の「彙」など難しい漢字が多数加わったほか、「溺愛(できあい)」「溺(おぼ)れる」など音訓とも使用頻度の高い字も追加された。

 一方、「匁(もんめ)」など使用頻度の低い5字が削除され、常用漢字表は計2136字になる見通し。ただ、常用漢字表に付ける漢字の考え方の文言について、一部異論が出たため、微調整を行った後、今年6月の文化審議会で文部科学相に答申する。

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